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1.はじめに
日本の食文化において昆布は、料理の土台を支えてきた食材一つです。昆布にはグルタミン酸が、 かつをぶし,煮干しからはイノシン酸が、そしてしいたけからはグアニル酸が、うま味成分としての役割 をしています。古くから「日本の味」として伝わってきた昆布も、近年では、健康食品,美容食品として高い注目を集めています。 日本には、現在36種類の昆布が確認されており、そのうち食用として利用されるものは13種類。その中で有名なものと言えば、マコンブ,ホソメコンブ,リシリコンブ,オニコンブ,ミツイシコンブあるいはナガコンブがあげられ、毎年夏に漁業者によって採取されています。この「昆布を学ぼう」では、上の6種に加え、ガゴメ,ガッガラコンブ,アツバスジコンブ,トロロコンブ, ネコアシコンブの計11種の昆布について、解説してみました。

日本の昆布は、北海道の稚内から南は鹿児島県まで、太平洋と日本海に分布しています。昆布の分布には、海水の流れ,水温,塩分,栄養塩類,透明度,地形,底質などが重要な要因となっています。その中でも基本的な要因となるのは水温で、生育する種類に大きな違いがあります。昆布は、寒流系の海藻でその大部分が北海道に生息しています。この「昆布を学ぼう」では、すべて北海道に分布するものついて記述いたします。
 
   
 
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