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16.こ ん ぶ と 栄 養
栄養面から見た昆布の特徴は、ビタミン,ミネラル(無機質),食物繊維,が豊富であること。 カロリーがゼロに等しく、アルカリ性食品であることなどがあげられます。 また近年においては、「U−フコイダン」と呼ばれる多糖類がガン細胞のアポトーシス(細胞の自殺)を引き起こす作用があることが報告されています。昆布は、美容と健康に良いと言われていますが、どのように良いのでしょうか?。下図のグラフは、昆布と牛乳との比較です。ミネラル,ビタミンにおいて数値は上回っております。しかし、牛乳と同量の昆布を食べなければなりません。昆布は、少しずつ補助食品として食べていただければと思います。昆布には塩分を排出する作用がありますが、有効に効くためには佃煮昆布より醤油で加工 していないもの(たとえば酢昆布、おやつ昆布、とろろ、おぼろ、原藻など)の方が良いと思い ます。このことは、塩分のとりすぎの方におす すめいたします。昆布の栄養分はその大部分が可食部にあります。だし汁や根昆布水では、うまみ成分と一部の繊維分が溶けだしただけにすぎません。できれば、だしを取った後の昆布,根昆布水を取った後の昆布も捨てずに料理等に活用していただければと思います。
●昆布のタンパク質
栄養面から見た昆布のタンパク質は、優秀な食品とは言えず、むしろ他の食品からのほうが豊富に摂取できる。また、消化吸収率も良いとは言えません。タンパク源としての期待はできません。
●昆布の食物繊維
アルギン酸とは、海藻だけが持つ食物繊維です。このアルギン酸は消化が困難で胃や腸でふくれ、腸の動きを助け(蠕動)、排便の量をふやし排泄作用が促進されます。つまり便秘によいわけです。便秘、直腸ガンの予防、また放射性物質の除去作用もあるという報告もあります。
●昆布のカロリー
昆布のカロリーは食品材料中で最低の部類で、ほとんどゼロに近い熱量となっています。 低カロリー食品としては理想的です。 
●昆布のビタミン
昆布には、ビタミンA,ビタミンE,ビタミンB1,ビタミンB2,ナイアシン,ビタミンCが含まれています。これは普通程度に含まれており、特筆すべき点はありません。 
●昆布のミネラル(無機質)
昆布はミネラル分に富んでいます。鉄,カルシウム,ヨードが多く、アルカリ度は食品の中でトップクラスに位置します。昆布のミネラルは、海水とほぼ同じ成分でできています。ナトリウム,カリウム,カルシウム,マグネシウム,リン,塩素,鉄,亜鉛,銅が含まれています。
 
   
 
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